大好きな歌の中に、中島みゆきの「糸」があります。
「縦の糸はあなた、横の糸は私」織りなす糸は「いつか誰かを温めるかも知れない」
「いつか誰かの傷をかばうかも知れない」二人して織った布が人を温めたり、
人の傷を癒したり出来るのだと教えてくれた歌です。
1人の力ではとても出来ないことでも、2人で力を合わせれば世の中の役に立つことも出来ると教えてくれているように勝手に解釈しています。
でも、まさしく組織とはそのような集団であるべきです。
お互いに傷を舐め合うのではなく、それぞれが自分のなすべき事を確実に行い、
相手の糸(仕事)と正確に絡み合ってこそ世の中の役に立てる商品やサービスを提供できる集団になれるように思います。
リーダーはその糸それぞれが間違いなく織りなせているか?しっかりと繋げているか?
誰を温めればいいのか?誰の傷を癒せてあげればいいのか?を的確に判断できなければいいリーダーになれないように思います。
そんな事を考えながら久しぶりに中島みゆきの糸を聞いて見ました。
明日への活力になる歌だと勝手に思っています。
最後の歌詞は「会うべき糸に出会える事を人は幸せと呼びます」です。
会うべき仲間に出会って組織は存在しています。
会うべきお客様に会って会社は成り立っています。
一期一会です。
1度じっくりと聴いてみてください。また新たな人間関係の発掘が出来るかもですね。
中島みゆきの糸より
2016年4月5日 晴れ